disc_us NEW SINGLE  「ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜」2007.10.03 ON SALE
「ちゃんとあなたに 伝わってるかな?」吉田美和の歌声が響いた瞬間、ああ、奇跡はおきた、と感じた。DWL2007札幌公演初日にはじめて披露された「ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜」。そこにいた4万人のすべての人が、その歌が持つ大きな意味を一瞬にして理解し、受け止めている、そんな気がした。「ちょっと不思議な感覚だった。はじめからこんなに愛されている曲は、今までなかったから」と中村正人はその瞬間を振り返る。
DWL2007のテーマ「夢よ、みんな、かなってしまえ!!!」。その夢の一つとして、そしてこの秋公開の映画「未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」の主題歌として、「未来予想図」「未来予想図U」のつづきとなる曲をつくろうという話が動き出したのは、ずいぶん前になる。「でも、未来予想図はもうみんなのものだから、単純な続編はつくりたくない、つくれないと思っていた。ああ、どうしようかな・・・って思っていたとき、ふっと見えたんだよね。あのふたりの姿が」と吉田は語る。あれから、何年たっているのかは分からない、あのふたりの姿。でもその姿は、前作のような、無邪気なだけだったころとは違う。
「不安や悩み、いろいろなことを乗り越えてきて、それでも変わらず、サインを送り続けている。離れていても、世界の果て同士だとしても、サインを送り続けている。それって、前作のころよりも愛する力が増しているってことだと思う」と中村は教えてくれた。「ねぇ あなたとだから けんかもできるし ねぇ あなたとだから わたしはここにいるの」そして「新しいサインが 増える時にも」という歌詩。時間を超えるほど、愛する力が増えて、ア・イ・シ・テ・ルのサインも増えていく。それこそが重要なことだと思う。
札幌公演ではじめて聴いたとき、あんなにも感動したのも、だから、かもしれない。DREAMS COME TRUEとファンとの結びつきも、時間を超えて、その力は増している。そうか、この曲自体が、DREAMS COME TRUEからすべての人に向けた「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」なんだ、きっと。
そして、彼らは「未来予想図を知っている人にも、未来予想図を知らない今の中学生や高校生にも聴いてほしい」と語る。大切なのは、サインを送ること。ヘルメットを5回ぶつけるというサインでもいいし、ふたりにしか分からないサインでもいい。目に見えないサインだってかまわない。人と人とのぬくもりが感じにくいこんな時代だからこそ、想いを届けようとする、その気持ちが大切なんだ。「未来予想図」「未来予想図U」、そして、その2曲を大きく包みこむようなこの楽曲で、DREAMS COME TRUEが伝えようとしているのは、そんなかけがえのない普遍的なメッセージだ。この曲を聴いて、あなたも、大切な人に、大切な想いを伝える力を思い出してほしい。未来予想図トリロジー(三部作)は、そうして、この曲を聴いたあなた自身の「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」につづいていくのだ。

text:並河 進
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