「不安や悩み、いろいろなことを乗り越えてきて、それでも変わらず、サインを送り続けている。離れていても、世界の果て同士だとしても、サインを送り続けている。それって、前作のころよりも愛する力が増しているってことだと思う」と中村は教えてくれた。「ねぇ あなたとだから けんかもできるし ねぇ あなたとだから わたしはここにいるの」そして「新しいサインが 増える時にも」という歌詩。時間を超えるほど、愛する力が増えて、ア・イ・シ・テ・ルのサインも増えていく。それこそが重要なことだと思う。
札幌公演ではじめて聴いたとき、あんなにも感動したのも、だから、かもしれない。DREAMS COME TRUEとファンとの結びつきも、時間を超えて、その力は増している。そうか、この曲自体が、DREAMS
COME TRUEからすべての人に向けた「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」なんだ、きっと。
そして、彼らは「未来予想図を知っている人にも、未来予想図を知らない今の中学生や高校生にも聴いてほしい」と語る。大切なのは、サインを送ること。ヘルメットを5回ぶつけるというサインでもいいし、ふたりにしか分からないサインでもいい。目に見えないサインだってかまわない。人と人とのぬくもりが感じにくいこんな時代だからこそ、想いを届けようとする、その気持ちが大切なんだ。「未来予想図」「未来予想図U」、そして、その2曲を大きく包みこむようなこの楽曲で、DREAMS
COME TRUEが伝えようとしているのは、そんなかけがえのない普遍的なメッセージだ。この曲を聴いて、あなたも、大切な人に、大切な想いを伝える力を思い出してほしい。未来予想図トリロジー(三部作)は、そうして、この曲を聴いたあなた自身の「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」につづいていくのだ。